東かがわ市議会 2022-12-21 令和4年第6回定例会(第3日目) 本文 開催日:2022年12月21日
7点目は、現在、イノシシ対策のためのワイヤーメッシュ柵を付けている地域も多いですけれども、今後はワイヤーメッシュ柵を農作物を守るためだけではなく、民家も含めた地域全体を守るものにしないと防ぎ切れないと考えます。自らの地域は自らで守るといった地域ぐるみによる自主防衛、捕獲に対する意識の高揚が必要不可欠と考えますが、そのためにはどのような取り組みが考えられるか。
7点目は、現在、イノシシ対策のためのワイヤーメッシュ柵を付けている地域も多いですけれども、今後はワイヤーメッシュ柵を農作物を守るためだけではなく、民家も含めた地域全体を守るものにしないと防ぎ切れないと考えます。自らの地域は自らで守るといった地域ぐるみによる自主防衛、捕獲に対する意識の高揚が必要不可欠と考えますが、そのためにはどのような取り組みが考えられるか。
地域住民への取り組み活動としては、県などの関係機関の協力を得て、猿の追い払い講習会やワイヤーメッシュ柵の設置講習会などの出張講座を年に数回開催するなどし、被害防止対策の普及啓発を図っております。 次に、4点目の地域における活動状況についてであります。
議員御指摘のとおり、イノシシに対する田畑への侵入防止柵については、国の事業を活用し、平成23年度から地元の方々の御理解と御協力を得ながら、電気柵で約22キロメートル、ワイヤーメッシュ柵で約10キロメートルの設置を行ってきたところでございます。設置箇所につきましては、綾歌南部地域を中心に一部土器川右岸沿線にも設置しております。
このような被害を防止するために、イノシシ等の侵入防止柵の設置を推進し、平成28年2月までに、市内ではワイヤーメッシュ柵を約35キロメートル、電気柵を約2.7キロメートル設置しております。また、平成23年度より捕獲者への奨励金としてイノシシの捕獲1頭につき1万円を支給しており、今年度は捕獲期間の平成27年4月1日から10月31日の間に325頭のイノシシを捕獲いたしました。
鳥獣被害対策については、従来より、農作物被害防止対策協議会や市単独補助事業により、ワイヤーメッシュ柵や電気柵の設置に対して支援措置をしており、イノシシによる農作物の被害防止などに一定の成果が得られているものと思われます。 しかしながら、柵を設置していない農地や農道、ため池など、またサルによる被害などは減少しておりません。
本市は、これまで有害鳥獣対策として、電気柵、ワイヤーメッシュ柵の助成、あるいはおりの購入を行い、貸し出し等対応を実施してまいりました。猿は、特に個々の学習能力が高い上、対応に苦慮しているところであります。
農業問題のうち、イノシシ被害を防ぐための効果的な柵の設置の仕方を、どのように周知しているのかについてでございますが、本市では、農業委員会だよりやJA香川県の中央エリア通信を活用し、防護効果の高いワイヤーメッシュ柵や電気柵の設置方法を周知しているほか、防護柵設置集落を対象に設置作業における技術講習等を行っているところでございます。
詳細につきましては、原則2個以上の農業者が実施する防護柵等の設置に係る費用の2分の1以内を市単独事業として補助するものであり、実際に設置される防護柵等の種類につきましては、イノシシやアライグマなどの獣類の侵入防止に有効な電気柵、ワイヤーメッシュ柵のほか、トタン板による柵など、またカラスやヒヨドリなどの鳥類の被害防止に有効な防鳥ネットなどにつきましても事業の対象とするように考えております。
危機的な状況にあると思うが、国や市の予算でどの程度対応できているのかとの質疑に対し、理事者から、平成24年度までに10キロメートルほど電気柵やワイヤーメッシュ柵を設置した。市でも問題は把握しているが、平成25年度は国からの内示額が前年度の約半分になったことから積み残しが発生すると考えられる。そこで、平成26年度は国、県にさらなる予算要望をしていきたいとの答弁がありました。